「観光における相互の協力」をテーマに意見交換
第6回北海道・サハリン州市民交流会議
サハリン州で開催された第6回北海道・サハリン州市民交流会議は、鈴木泰行道日ロ協会会長を団長に北海道側から34名が参加、高原北海道副知事も出席しました。
北海道とサハリンで交互に開催しているこの会議は、幅広い市民の参加によって多くの分野で意見交換を行なう中から、両地域間の友好と相互信頼に結び付けようとするものです。
今年のテーマは「環境に関する相互の協力」と設定され、サハリン側は42名が出席しました。北海道は日本の国土の22%の面積を有し、明瞭な四季の変化と湖沼、河川、火山、温泉、湿原など変化に富む自然と数多くの動植物に恵まれています。
サハリンも雄大で手つかずの大自然が残され、日本統治時代の建造物や数々の遺跡があり、少数民族による独自の文化が残されています。
今回の会議では全体会議での基調報告などの他に、観光に関するプレゼンテーションが行なわれ北海道側からは、宗谷総合振興局、紋別市、旅行会社、北海道銀行などが報告、サハリン側は旅行、観光関連6社がプレゼンテーションを行ないました。サハリン側の各社はすべて映像を取り入れての報告、充実した内容のある会議となりました。
明年の第7回市民交流会議は「スポーツ」をテーマに札幌市で開催される予定です。