友情と信頼を通じた国際平和への架け橋
北海道で開催された第16回青少年「体験・友情」の船
8月4日、サハリン州から来道していた『体験・友情』の船参加者全員が元気で稚内フェリーターミナルから帰国、今年の青少年交流事業が無事終了しました。
この事業は1999年に、北海道ロシア協会がサハリン州に初めて青少年を派遣したことに始まり、今では両地域が交互に開催しながら年々発展してきました。
今年は北海道が開催地となり、7月29日から8月4日にかけて実施されました。サハリンからは62名の青少年と責任者が来道、北海道の青少年約80名との間で様々な交流が行われました。
メイン交流である「体験・友情」の船in SAPPOROでは、日ロ文化交流ステージ、札幌市内グループ別自主研修、大学生交流、日本文化との触れ合いなどが実施されました。
北海道側は今年も文化交流に力を注ぎYOSAKOI、合唱、友情出演として清田中学ブラスバンド部の演奏など多彩な内容を組み立てました。サハリン側からも相次いで器楽演奏等の発表がありました。
その後、2泊3日の日程で北海道内一般家庭約40家庭へのホームステイが実施され、異文化理解の交流が行われました。
これら一連の触れ合いを通して、北海道とサハリン州の青少年相互の信頼関係が一層確かなものになりました。
明年は北海道の青少年60名をサハリン州に派遣し、文化・スポーツ交流、ホームステイ等の中から交流の推進を図ることとなっていますが、今後も両地域の相互理解と信頼関係にとって重要な役割りを果たすことでしょう。
開会式