第17回青少年サハリン・北海道「体験・友情」の船
友情と親善を通じた国際平和への架け橋
『第17回青少年「体験・友情」の船』 今年はユジノサハリンスク市で開催されました。
サハリンの山の空気 展望台にて
「若人よ、未来に向かって、ゆくみち、くるみち、平和のみち」の目標のもと名称を“青少年 サハリン・北海道「体験・友情」の船”としたこの事業は、1999年北海道日本ロシア協会がサハリン州に初めて小・中・高の生徒31名を派遣したことに始まり、今では両地域が交互に開催しながら年々発展してきました。
17年を迎えた今年は北海道側の青少年43名がサハリン州を訪れ、3泊4日のホームステイを含む6泊7日の集団生活を通じて文化交流を深めた各種行事の中から、真の友情を育み大きな成果を得る事が出来ました。
17回迄の北海道側の参加者は822名、サハリン側参加者は411名に達しました。
小さな種を蒔いた「体験・友情」の船の成果がその後別の形に発展し、更に日ロ交流、北海道とサハリン州の相互交流に発展した事実を踏まえ、今後もその内容の充実と、事業の継続・発展が期待されています。
特に今回の収穫は昨年までは日ロ相互共にホームステイは2泊として実施してきましたが、今回はサハリン側の強い要望もあり3泊として実施されました。3泊の日程は当初少々不安もありましたが、参加した子供達の感想は「ロシアの家庭の雰囲気に親しみ、家族の一員として楽しい生活を送ることが出来た」との声も多く、子供達の積極的な行動で新たな収穫を得る事が出来ました。
ホテル前でホストファミリーと